● 真儒 [しんじゅ]
”儒” は儒学・儒者の儒。 ”真儒” は明徳をりっぱに発揮した儒者。
本来、需 [じゅ] は易卦の”水天需”です。
”需要 (⇔供給)”という熟語がありますが、需 [もとむ] 、”待つ・求め待つ”の意です。
要求・欲求は飲食 (モノ) ばかりではなく心を養うもの、人間性の要求が含まれています。
「イ・にんべん」をつけて「儒」。 「シ・さんずい」をつけて「濡 [うるお] す」で、人格 [品格] と頭脳を ”うるおす” です。
● パールキッズスクール
真儒協会青少年部(童学草舎)を、将来の国際活動を考え ”パールキッズスクール”[ Pearl Kids SchoolP.K.S ] と名付けました。
真儒と真珠 [Pearl] をかけました。パールは円 [まる] く神秘に光を発し、
まろやかでうるわしい思いやり [美徳] を連想させます。
● 照隅啓蒙 [しょうぐうけいもう]
” 隅 [すみ] を照らし、(心の)蒙 [くら] きを
啓く [ひら] く ” の意味です。
”照隅” は、1つの灯 [ともしび・あかり] で隅を照らすという禅宗の言葉。
”一燈照隅・萬灯照國” は、故 安岡正篤先生・師友協会の言葉。
”啓蒙”。 ”蒙” は易卦で ”くらい”、”啓” は ”ひらく、てらす” の意です。
本来は ”啓蒙思想 [ Enlightment : 18世紀フランス、明治維新期日本 ] のことで、
”蒙 [くら] き(頭)を、知性・理性の光で啓 [ひら、てらす] く” の意です。
現在は ”蒙 [くら] き心を、徳の光で啓 [ひら、てらす] く” 必要があります。
● もっと光を!
本来、文豪ゲーテの臨終の言葉といわれているものです。
ゲーテは、色彩学の大家でもあったので最後の言葉として、より重みがあります。
(単に暗かったから言ったのかも知れませんが・・・)
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