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孝経

『孝経』 は孔子の後継者、曽子 [そうし] によって書かれたものです。 我国でも古くから第一に、また幼いころから学ばれた経書 [けいしょ] (立派な本)です。

「孝」 の字さえ教育の場から消えている我国の現状ですが、 「孝」 (と その精神) がすべての本 [もと] です。
2008年(平成20年)は、日本陽明学の祖・近江 [おうみ] 聖人と呼ばれた 中江藤樹先生の生誕400年にあたります。中江藤樹先生は この 「孝」 を儒学の根本にいたしました。

この 『孝経』 を、少しずつ、原文素読(書き下し文 併記)し、 ていねいに解説し、そして実践してゆきます。
テキストとしては、安岡正篤著・「孝経入門」 を用いています。

安岡正篤著「孝経入門」

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