
以上 9 の経書以外の古典で主なものを紹介しておきましょう。
10番目の経書といっても良いのが 『孝経』 [こうきょう] です。
孔子の後継 曽子によって書かれました。書名どうり ”孝” について、
孔子が曽子に語るという形式で書かれています。
「仲尼 [ちゅうじ] (=孔子) 居し、曽子 待 [じ] す。子曰く・・・」
ではじまります。
副論語といわれる 『孔子家語 [けご] 』、 荀子 [じゅんし] の 『荀子』、
朱子による入門書 『小学』、王陽明の語録 『伝習録』 などです。
また 歴史書では、司馬遷 [せん] の 『史記』、道家(老荘)思想として
『老子』 ・ 『荘子』 なども熟読して学びたいものです。
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